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階段植生工法

「階段植生工」は、階段構造による立体的かつボリュームのある緑化を実現します。

■階段植生工の概要

階段ユニットが大切な植生基盤を固定し、かつ水平部によって落ち葉を受け止める事が出き、植生に必要な養分の循環環境を早成します。この機能により、急傾斜地に、永続的な木本類による再緑化を実現します 。

階段植生工による樹林化。
手前は従来植生工法
3段ユニット
1段ユニット

 3段ユニット/1段ユニット W H D L 接地面積
3分法面タイプ階段ユニット 90.0cm 40.0cm 12.0cm 125.2cm 1,127cm
6分法面タイプ階段ユニット 90.0cm 35.0cm 21.0cm 122.4cm 1,102cm
8分法面タイプ階段ユニット 90.0cm 30.0cm 24.0cm 115.3cm 1,038cm

■階段植生工の特徴

  • 急傾斜への適用
    従来緑化復元が困難とされてきた急傾斜地(1:0.6以上)のモルタル吹付面や岩盤法面への運用が可能です。
  • 樹林化への適用
    階段構造により植生基盤が保持されるので、初期段階から低木の木本植物が導入できます。
  • 苗木の導入
    安定した階段構造により、低木苗木が導入できます。
  • 土壌(養分)の永続性
    落ち葉等の堆積による自然循環で、土壌の永続性が図れ、確かな植生が得られます。
  • 現地発生土の有効利用
    吹付及び投入による施行が可能で、植生基盤に現地発生土を利用する事が可能です。
  • 乾燥防止
    断熱材の使用で乾燥防止と保温効果により、良好な生育環境を創出します。
  • 急速施工
    軽量な階段ユニットや釘仮止めなどで、急速施工が可能です。
  • 浸食防止
    階段で流速を減衰し、浸食を防止します。
  • 安全性
    階段ユニットにより、急傾斜のり面に階段を造成する安全設計です。
  • 積雪対策
    階段構造で積雪による植物への被害を抑え、雪による保温効果で凍害を防止します。

■階段植生工 施工フロー・施工写真

  01  のリ面調査・施工方法検討
既設モルタル面の剥離性等老朽化状況、及び、地山の安定性を調査、地山の崩落等の対策が必要な場合は別途設計。
  02  のリ面清掃工
滑落の恐れがあるモルタル面をはつり除去。
  03  植生穴工
地山への根の伸長が必要な場合、モルタル面にφ40mmの植生穴(4か所/㎡)を削孔。
階段ユニット設置工
  04  階段ユニット仮設置工
ラスピン、釘などによる階段ユニットの仮留め。
  05  階段ユニットアンカー工
アンカーピン(φ16×400)による階段ユニットの固定。
  06  客土充填工
階段ユニットポケット部への生育基盤の充填。
  07  播種工
種子による植生の導入。
植栽工の併用も可。
階段ユニット設置工
階段ユニットをのり面清掃後、アンカーピンで地山に固定します。地山の不陸にも柔軟に適応します。


客土設置工
のり面との間にできた逆三角形のポケット部分に客土を充填します。
客土の種類と充填方法は、状況に応じて選択します。


播種工
水平面が確保でき、発芽に適した状態となります。樹林化に適した趣旨配合による播種が可能です。

■階段植生工 施工経過

施工前
施工後半年
施工後2年

■階段植生工 施工例

切工法面3段ユニット
法枠内3段ユニット
法枠内1段ユニット
切工法面3段ユニット

膨軟化チップ吹付工法

膨軟化チップ吹付工法

本格的なリサイクル緑化を通常の植生基材吹付と同程度の価格で提供します。

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